三菱航空機、MRJ90を20機受注

三菱航空機は7月14日、イギリスで開催中のファンボロー航空ショーの会場で、同社が開発中のリージョナルジェット、MRJ90 20機(ほかにオプション20機)の購入に関する覚書を締結した。

イースタン航空は破綻した同名のエアラインの商標などを取得して、2012年に設立された。2014年1月にFAA(アメリカ連邦航空局)に事業開始申請を行ない、事業開始は2015年の予定。同社はマイアミ国際空港を拠点に、中南米、カリブ海路線への就航を予定しており、既にボーイング737-800を発注済

記者会見に参加したイースタン航空の 社長兼CEO のエドワード・J・ウェーゲル氏は「MRJ の優れた運航経済性を私たちは極めて高く評価しています。MRJ の座席マイル当たりの運航コストは、130席クラスの航空機とほぼ同等です。今後5 年以内に導入する当社の2 機種目として、MRJ はイースタン航空の路線計画と運航ネットワーク強化に大きく貢献するでしょう」と述べている。

また三菱航空機の川合昭陽社長は、「今回、イースタン航空とMRJ の購入を前提に覚書を締結できたことは非常に嬉しく思います。この発表はこれからの販売活動の大きな励みとなります」とのコメントをそれぞれ発表している。

三菱航空機とイースタン航空は今回の覚書締結をもとに、早期に正式契約を締結する予定。イースタン航空への納入は、2019 年の開始を予定している。

なお、三菱航空機はファンボロー航空ショーの会場で、MRJの飛行試験の一部を、アメリカのワシントン州にある、モーゼスレイク国際空港を拠点に行なうことも明らかにしている。

左から三菱航空機の 川井昭陽社長、イースタン航空の エドワード・J・ウェーゲル社長兼CEO、三菱航空機の山上正雄常務執行役員(営業本部長) プラット・アンド・ホイットニー のディビッド・M・ブラントナーコマーシャル・エンジン担当社長

左から三菱航空機の 川井昭陽社長、イースタン航空の エドワード・J・ウェーゲル社長兼CEO、三菱航空機の山上正雄常務執行役員(営業本部長)
プラット・アンド・ホイットニー のディビッド・M・ブラントナーコマーシャル・エンジン担当社長

(写真:三菱航空機)