GDELS、ASCOD装甲車の派生型2種をユーロサトリに出展

120mm滑腔砲を搭載する「ASCOD MMBT」

ジェネラルダイナミクス・ヨーロピアン・ランドシステムズ(GDELS)は、装軌装甲車ASCODの軽戦車型、「ASCOD MMBT」(Medium Main Battle Tank)と、エルビットの無人砲塔を搭載した新型歩兵戦闘車型を、ユーロサトリで発表した。

ASCOD MMBTは戦闘重量42t。レオナルド(旧オート・メラーラ)の120mm滑腔砲を採用した同社の「FITFACT 120mm」砲塔を搭載している。副武装は主砲同軸に7.62mm機銃、車長用のピントルマウントに装備された12.7mm機銃を装備している。車体は増加装甲により防御力を高めており、増加装甲の装着に伴う重量増加を相殺するためゴム製履帯を採用し、重量を約1t軽減している。

「UT30Mk2」無人砲塔を搭載する新型の歩兵戦闘車型

新型の歩兵戦闘車型は戦闘重量は35t。ATKアーマメントシステムズの30mm MK44機関砲を搭載した「UT30 Mk2」無人砲塔を統合しており、イギリス陸軍が採用した、ASCODベースの「Ajax」よりも大きな車内容積を確保していると見られる。副武装は主砲同軸7.62m機銃、砲塔右側にラファエルのスパイク対戦車ミサイルを搭載している。

車長用サイトはパノラミック式で、ハンターキラー能力を備えている。またクルーが車内からバイザーを通じて車外の360度を監視できる自社製の状況把握装置「アイアンビジョン」を装備している。

防御システムはハードキル・タイプのAPS(アクティブ防護システム)を採用。またMMBTと同様にゴム製履帯を採用している。