ラインメタル、ユーロサトリで装軌式装甲車「リンクスKF41」を発表

35mm機関砲を主武装とする「リンクスKF41」の歩兵戦闘車型

ドイツのラインメタルはユーロサトリで、同社が開発を進めている装軌式装甲車シリーズ「リンクス」の重装甲型「リンクスKF41」を発表した。

戦闘重量は44t、エンジン出力は1,100hp、パワー・ウェイト・レシオは26 hp/t、路上最大速度は70km/hと発表されている。防御力の詳細については明らかにされていないが、ラインメタルは2016年のユーロサトリで発表された「リンクスKF31」よりもさらに強化されており、対戦車ミサイル、中口径機関砲、IED・地雷などに対して高い防御力を備えている。

履帯は車体の軽量化と静粛性の向上を狙ってゴム製履帯を採用。歩兵戦闘車型は、乗員3名のほか下車歩兵が8名を収容できる。車体はモジュラー化されており、装甲兵員輸送車型などでは、より天井の高いキャビンモジュールを装着することが可能となっている。

「リンクスKF41」の装甲兵員輸送車型

歩兵戦闘車型の砲塔は自社開発の有人砲塔「ランス2.0」を採用している。主砲は電子信管の採用によりプログラミングによるバーストモードを備える35x228mm機関砲弾を使用する。「Wotan 35」機関砲を採用している。副武装は3銃身の7.62mm機銃で、砲塔左右には「スパイク」などの対戦車ミサイルを各2基搭載できる。発煙弾発射装置は自社開発の「ROSY」を砲塔左右に8基ずつ装備している。

また車長/砲手用パノラマサイトの役目を兼ねる、12.7mm機銃を搭載するリモート・ウェポン・ステーション「MSSA」も装備UAVを兼ねたMSSA(Main Sensor Slaved Armament)を採用しており、高いハンターキラー能力と、UAVなどへの対処能力が付加されている。砲手用のサイトは「SEOSS」(Stabilised Electoro Optical Sight System)を採用。また偵察用ドローンも搭載している。