サーブ、カールグスタフM4をスウェーデン国防装備庁から受注

スウェーデン国防装備庁が発注したカールグスタフM4

サーブは5月25日、スウェーデンの国防装備庁(FMV)から、カールグスタフ無反動砲の最新バージョン、カールグスタフM4を受注したと発表した。受注数や受注総額は明らかにされていないが、2018年中の納入が予定されている。

2014年に発表されて以降、アメリカ(米軍名称M3E1)など5ヵ国に採用されたカールグスタフM4は、砲身を軽量で耐久性の高いチタン合金に、砲身を覆う素材を炭素繊維複合材にそれぞれ変更した事により、重量はM3の9.91kgから、6.7kgにまで軽減され、全長も約1mに短縮されている。また現在サーブが開発を進めている、移動目標に対する追尾支援機能多機能照準装置とケーブルを介して接続するためのインターフェースを備えており、このインターフェースケーブルを用いれば、遠隔操作による発射も可能となる。

M4はキャリーハンドルの大型化により受け渡しが容易に行なえる

さらに砲身センサーと発射した砲弾数をカウントする機能が追加されており、1,000発とされている砲身の寿命管理が容易になっている。砲身センサーは砲腔内の温度や装薬の温度、砲身の経年劣化を測定する機能も備えており、前述した多機能照準装置へこれらのデータを送信する事で、より命中精度を向上させる事ができる。