エアバス、市場予測と航空機の最新状況のブリーフィングを東京で開催

2019年からANAが運航を開始するA380のイメージCG(画像:Airbus)

エアバスは5月15日、航空業界向けのファイナンスフォーラムの開催に合わせて、報道関係者を対象に同社の航空機の最新状況と今後の市場予測のブリーフィングを行なった。

ブリーフィングに出席したエアバス・ジャパンのステファン・ジヌー社長は、「日本市場においては単通路型のA320シリーズが同社のシェア拡大を牽引してきたが、ANA(全日本空輸)がA380、JAL(日本航空)がA350XWBをそれぞれ導入したことで、今後は同社のワイドボディ機の存在感も高まる」と述べ、2020年度には日本におけるシェアが約30%に達するとの見通しを示した上で、今後の目標として50%という数字を挙げている。

市場予測に関するブリーフィングを行なったキース・ストーンストリート氏

ジヌー社長に続いてブリーフィングを行なったエアバス本社でインベスターマーケティング・ディレクターを務めるキース・ストーンストリート氏は、日本は2020年のインバウンドの目標を4,000万人に設定しているが、計画されている成田空港の新滑走路が完成しても、500万人分の受け入れ態勢が不足しているとの見通しを示し、A380がヒースロー空港の発着便の4%であるにもかかわらず、空港全体の10%の旅客を輸送している事例を挙げ、A380が有効な解決策になるとの見解を示した。

航空機の最新状況を説明したマーク・ペアマン・ライト氏

リーシング・アンド・インベスター部門のマーケティング担当責任者を務めるマーク・ペアマン・ライト氏は、同社がライバルのボーイングに比べて市場とのギャップのない製品ラインナップを提供できると述べ、現在はボーイングにリードを許しているワイドボディ機の運航機数でも、将来的にエアバスが上回るとの観測を示している。