VRテクノロジーズ、UAV「VRT300」の試験を開始

VRテクノロジーズが開発を進めている「VRT300」(写真:Russian Helicopters)

ロシアン・ヘリコプターズは4月20日、同社の傘下企業であるVRテクノロジーズが開発を進めている回転翼型UAV「VRT300」の主要システムとアセンブリーの試験を開始したと発表。2018年末までに飛行試験機の初飛行を行なう方針も明らかにした。

VRT300は最大離陸重量300kg、ペイロード70kg(いずれも飛行試験機のスペック)で、同種のUAVが想定任務としているインフラの監視や輸送のほか、近年ロシアが重視している北極航路の拡大の支援も重要な任務の1つと位置付けられており、通常型と北極航路拡大支援に特化したタイプが並行して開発されている。

インフラ監視などに用いる機体は光学/赤外線センサーを搭載するが、北極航路の拡大の支援に用いる機体は氷の多い北極海での飛行を想定して、機体両側面にレーダーを搭載する。

VRテクノロジーズのディレクター、アレクサンドル・オコンコ氏は、「VRT300は民生用UAVの国際市場で通用する、操作性、信頼性、安全性を確保する」と述べ、輸出にも力を入れていく意向を示している。