エアバス、整備ツール「Advanced Inspection Drone」のデモを公開

A320の検査デモを行なう「Advanced Inspection Drone」のドローン(写真:Airbus)

エアバスは 4 月10 日、 格納庫内で使用するドローンベースの整備ツール「Advanced Inspection Drone(最先端検査ドローン)」のデモを初披露した。

「Advanced Inspection Drone」は、カメラ、障害物検知レーザーセンサー、フライトプランナーソフトウ ェア、エアバスが開発した機体検査ソフトウェア分析ツールを搭載した自律飛行型ドローンで、開発はエアバスと非破壊検査を専門とする、同社の子会社のテスティアが共同で行なった。

 

ドローンはあらかじめ決められた検査ルートに従い、必要なすべての画像を搭載カメラで記録。記録された高画質画像は PC のデータベースに転送される。そのデータを機体のデジタルモックアップと比較 。機体表面の損傷箇所を見極めて測定し、ソフトウェアが自動的に検査レポートを作成する。

「Advanced Inspection Drone」は EASA の承認を受けた後、2018 年第 4 四半期から同社の単通路型旅客機での利用が可能になる予定で、既に関心を持つ航空会社数社が実証試験を行なっている。エアバスはこの整備ツールの活用により、機体検査時間の短縮と、レポートの室の向上が可能になるとしている。

 

カメラと障害物検知レーザーセンサー、フライトプランナーソフトウ ェア、エアバスが開発した機体検査ソフトウェア分析ツールを搭載する自律飛行型ドローン(写真:Airbus)