ジェネラル・アトミクス「ジャパン・ドローン2018」に出展

ブリーフィングを行なったジェネラル・アトミクスのテリー・クラフト副社長

ジェネラル・アトミクス・エアロノーティカル・システムズは、24日まで千葉市の幕張メッセで開催される無人機関連の総合展示会「ジャパン・ドローン」に出展。初日の22日にメディア向けブリーフィングを開催した。

ブリーフィングでは同社のアジア・太平洋地域国際戦略開発担当副社長のテリー・クラフト氏により、同社が日本に対して提案を行なっている洋上監視型無人機「ガーディアンER」(Extra Range)の特長についての説明が行なわれた。

ブースに展示された「ガーディアンER」の大型模型

ガーディアンERの原型であるMQ-9BガーディアンはMQ-9リーパーの派生型で、最大航続時間がMQ-1プレデターの輸出仕様機、プレデターXPの35時間から40時間以上に延伸されるなど、飛行性能はあらゆる面でプレデターXPよりも向上している。

原型機のMQ-9リーパーが兵装の搭載も可能なモデルであるのに対し、ガーディアンは洋上や地上の監視に特化したモデルとなっていおり、実際にアメリカの税関・国境警備局では密輸や密入国の監視に使用され、大きな効果を挙げている。

さらにクラフト氏はドローンの運用上大きな問題の一つとなっている、民間の小型航空機との接触事故を防止するため、同社が研究開発を続けている自動衝突防止装置の開発が順調に進んでいると述べたほか、現在1,500mを必要とするガーディアンERの離着陸時の滑走距離を、3枚プロペラから4枚プロペラへの換装、ブレーキ性能の向上、フラップなどの改良により、1,200m程度に短縮する計画があることを明らかにした。

また同氏はアメリカ海軍の無人空中給油機MQ-25スティングレイに同社が提案を前提に開発を進めている、ターボファン・エンジン動力の無人機「アヴェンジャー」をベースとする空中給油機の試作機が既に完成し、初飛行に成功していることも明らかにしている。