サーブ、戦闘機用新電子戦システム「AREXIS」をシンガポールでアピール

サーブがブースに展示した「AREXIS」の外装式ポッド(写真:SAAB)

サーブは2月7日から11日まで開催されたシンガポールエアショーの自社ブースで、同社が開発を進めている新電子戦システム「AREXIS」の説明動画展示を行なうと共に、同システムを収容する外装式ポッドの実大モックアップを出展した。

AREXISはデジタル受信機と、窒化ガリウムを半導体の素子に用いた発信機によって構成されている。電波を使用する電子戦システムは目新しいものではないが、AREXISは出力の大きな窒化ガリウムを半導体の素子に用いる事で、自己防御だけでなく、AWACS(早期警戒管制機)などへの電子攻撃も可能となるとされている。

AREXISはグリペンNG(E/F)への装備が予定されており、グリペンE/Fは機体各部にデジタル受信機と発信機を内蔵するが、今回展示されたポッド式のAREXISはグリペンE/F以外の既存の戦闘機への統合も可能とされており、サーブは輸出に関しても積極的な姿勢を示している。