KMW、155mm砲モジュールの装輪車輌搭載型をシンガポールで発表

155mm榴弾砲モジュールの8×8トラック搭載型の模型

 

ドイツのクラウス・マッファイ・ヴェクマン(KMW)は、2月6日から11日まで開催されたシンガポールエアショーに、同社が開発した155mm榴弾砲モジュール(KMW 155mm Artillery Gun Modure)を、8×8の軍用トラックに搭載した模型を出展した。

155mm榴弾砲モジュールは52口径の155mm砲を装備する、360度旋回可能な無人砲塔をモジュール化したもので、砲弾は30発入りのマガジンから自動装填され、目標設定や射撃は2名の要員により車内の遠隔操作で行なわれる。

射程は通常のHE弾で30km、HE延伸弾で40kmで、1分間に最大8発の発射が可能となっている。走行状態から発射までと、発射後の移動開始までに要する時間はそれぞれ1分間で、高い運用柔軟性と生存性を備える。

戦闘重量は公表されていないが、クラウス・マッファイ・ヴェクマンの担当者は、同社が開発を進めている装軌式車輌搭載型の「DONAR」(戦闘重量31.5t)に比べて軽量化されており、エアバス・ディフェンス・スペースのA400Mクラスの戦術輸送機への搭載が可能になると述べている。