エアバス・ヘリコプターズ・ジャパン、メディアブリーフィングを開催

メディアブリーフィングに出席したエアバス・ヘリコプターズ・ジャパンのオリヴィエ・テリエ社長

エアバス・ヘリコプターズ・ジャパンは9月12日、東京都内でメディアブリーフィングを開催した。

ブリーフィングには昨年11月に同社社長に就任したオリヴィエ・テリエ氏、エアバスヘリコプターズのノースアジア代表兼エアバス・ヘリコプターズ・チャイナ副社長のマリー・アニエス・ヴェーヴ氏、エアバス・ヘリコプターズマーケティング部門のセールス・プロモーション・マネージャーを務めるラルフ・ニコライ氏が出席。テリエ社長はエアバス・ヘリコプターズが日本で92・5%の顧客満足度を獲得している事を明らかにした上で、今後も安全かつ効率的な運航をサポートするための、最良のソリューションを提供していきたいと述べた。

また今年で開設5周年を迎えた神戸事業所について、Dレベル検査をはじめとする様々な整備能力を獲得していると述べ、同事業所で運用されているフルフライトシミュレーターが、ヘリコプターパイロットと整備士不足という課題に対する、理想的なソリューションとなるとの見解を示した。

エアバス・ヘリコプターズノースアジア代表のマリー・アニエス・ヴェーヴ氏

テリエ社長に続いて説明を行ったヴェーヴ氏は日本市場について、2020年の東京オリンピックに向けた機体の買い替え需要や、EMS機(ドクターヘリ)導入のプロセスが運航業者から医療機関にシフトし、日本全国へ15分以内にEMS機を到着させるという新たな規定導入などによる需要の増加が見込めるとの見通しを示した。

また同社が現在開発中の無人回転翼機「VSR700」について、日本の産業界と協力して防衛省のニーズに対応した機体の開発を行う意向があり、今年7月に同社が発出した共同開発に関するRFI(情報提供要求)に、日本国内のシステム・インテグレーターと素材メーカー、電機メーカーが応じた事を明らかにしている。

6月に開催されたパリ航空ショーに展示されたVSR700の実大モックアップ