ロッキード・マーティン、パリ航空ショーにLM-100Jを出展

パリ航空ショーに出展された「LM-100J」

ロッキード・マーティンは6月に開催されたパリ航空ショーに、同社の戦術輸送機C-130Jの民間機型「LM-100J」を出展した。アメリカ国外の主要な航空ショーにLM-100Jが出展されたのは、今回が初となる。

LM-100Jは全体の95%をC-130Jと共通化しているが、軍用機に比べて厳しい民間機の安全基準をクリアするため、防火装置などは強化されている。コックピットはC-130Jと同じく、多機能大画面ディスプレイを多用し、HUD(ヘッドアップディスプレイ)を備えたグラスコクピットを採用している。

LM-100Jのコックピット。大画面多機能ディスプレイに加えてHUDも備えており、パイロットのワークロードが低減されている

 

ロッキード・マーティンは、現在特殊貨物の輸送などで、C-130の民間機型「L-100」を運用しているオペレーターの更新需要に加えて、アメリカのFMS(対外有償軍事援助)の対象とならない消防や医療機関などからの需要もあると見ている。

LM-100Jは2017年5月25日に初飛行を行ない、現在はFAA(アメリカ連邦航空局)の型式証明取得に向けた飛行テストが順調に進んでいる。