複合材料の総合国際イベント「JEC Asia 2017」、11月にソウルで開催

会見を行なうJECグループのミューテルCEO

4月25日、フランスに本社を置く複合材料の業界団体JECグループが東京都内で会見を行ない、11月1日から3日まで、ソウルの複合施設「COEX」で、国際的な複合材料イベント「JEC Asia 2017」を開催する事を明らかにした。
「JEC Asia」はこれまでシンガポールで開催されてきたが、韓国政府や韓国の複合材料業界が一体となってバックアップする姿勢を示したことから、JECグループは同国での開催を決定した。

会見に出席したJECグループのフレデリック・ミューテルプレジデント兼CEOは、来年以降の「JEC Asia」については現時点では未定であるとした上で、将来的には日本を含めた、アジア各国で開催したいという意向を示した。

またミューテルCEOは会見の席で、国内外の複合材料のトレンドについての講演も行なっている。今後5年間の複合材料市場は順調な成長を遂げるものと予測されるが、長期的な観点では航空、自動車分野の材料の大規模生産能力において、他の素材との競争力に限界がある事も認めた。

その上でミューテルCEOは、帝人によるCSPの買収をはじめとする企業統合、欧米の航空機メーカーなどによるイノベーションなどが、新たなブレークスルーになるのではないかとの見通しを示している。