IOMAX、COIN機「アークエンジェル」をIDEX2017に出展

IOMAXが出展した「アークエンジェル」

アメリカのインテグレーターIOMAXは、UAE(アラブ首長国連邦)の首都、アブダビで開催されている防衛装備の総合展示会「IDEX2017」に、同社が開発したCOIN機「アークエンジェル」を出展した。

アークエンジェルはスラッシュエアクラフトの農業機S2R660のエアフレームに、PT6A-67Fターボプロップエンジンを組み合わせたCOIN機で、IOMAXが兵装や電子装置の統合を行った、エア・トラクターのCOIN機「AT-802U」とほぼ同等の飛行性能を持つ。

使用できる兵装類は500ポンド、1,000ポンドの無誘導爆弾、GAU-19 12.7mm機関砲ポッド、AGM-114ヘルファイア対戦車ミサイル、ロケット弾ポッド、レーザー誘導爆弾のほか、トルコのロケットサンが開発したレーザー誘導機能を持つCIRIT2・75インチロケット弾や、Mizrak-U対戦車ミサイルの運用能力が追加されている。

最初の導入国となったUAEはアークエンジェルを国境地帯の警備に使用する意向を示しており、ウェスカムのMX-15光学/赤外線センサーが標準装備されているほか、データリンク機能も追加されている。また展示された機体には、ALQ-213電子戦スイートと統合された自己防御装置と光学/レーザー照準/監視装置を一体化した、テルマの「MASE」ポッドが懸吊されていた。

アークエンジェルの主翼下部に懸吊されたMASEポッド