BAEシステムズ、歩兵戦闘車「AMV35」を発表

BAEシステムズがパトリアと協力して開発したAMV35

BAEシステムズがパトリアと協力して開発したAMV35

BAEシステムズはフィンランドのパトリアと協力して開発した歩兵戦闘車「AMV35」を発表した。

AMV35はパトリアが開発し、ポーランドなどにも採用された8×8の装輪装甲車「AMV」に、BAEシステムズの傘下企業となっている、スウェーデンのヘグルンドが同社の装軌式兵戦闘車「CV9035」の砲塔を組み合わせた車輌で、BAEシステムはこれをCRV(Combat Reconnaissance Vehicle)と呼称し、偵察車輌と位置づけている。

防御力は車体全周がNATOの標準規格STANAG4569のレベル4、対地雷・IEDはレベル4a/4Bを達成して伊織、モジュラー式装甲の交換による防御力の強化も可能となっている。またサーブが開発したソフトキルタイプのアクティブ防御システム「LEDS50」を装備しているほか、ハードキル・タイプのアクティブ防御システム「DAS」いる。(Defensive Aid Suite)もオプションで用意されており、RPGに対する防御力を高めている。

主砲はATKの35mm機関砲ブッシュマスターⅢで、安定化装置の装備により走行間も安定した射撃が可能となっているほか、オプションで砲塔に対戦車ミサイルのランチャーも装着可能できる。

AMVの車体とCV9030の砲塔は技術的に熟成されているため開発リスクが小さく、量産もなされているため、同種の車輌に比べて生産コストも低く抑えることができる。BAEシステムズは歩兵戦闘車の主兵装が30mm機関砲から、より強力な口径35mm以上の機関砲にシフトしていると分析しており、AMV35はそのトレンドに合致した製品であるとしている。