富士重工業、ファンボロー・エアショーにUH-Xの模型を出展

富士重工業が出展した1/10スケールのUH-Xの模型

富士重工業が出展した1/10スケールのUH-Xの模型

富士重工業はファンボロー航空ショーに、陸上自衛隊の新多用途ヘリコプター(UH-X)と、そのベース機となるベル412EPIの発展型の模型を出展した。

ベル412は、陸上自衛隊が運用しているUH-1J/Hの原型であるベル205を双発化したベル212の発展型だが、エンジンはベル212のPT6T-3(900shp)よりも強力なPT6T-9(1,100shp)に変更されているほか、メインローターも2枚から4枚へと増加し、グラスコクピットも導入されている。

ベル412EPIの改良型はトランスミッションの潤滑油漏れなどが生じた場合でも、一定時間の飛行が可能なドライラン能力が強化される予定で、民間機型からUH-への改造にあたっては、コクピットの仕様変更などが行われるほか、UH-1J/Hと同様、全機ではないもののテレビ映像電送装置と赤外線監視装置が搭載される見込みとなっている。

UH-Xは150機の導入が計画されており、富士重工業は民間機型に関しても、現在ベル412EP/EPIを運用しているユーザーの後継需要を中心に、ベル・ヘリコプターの販売網も用いて、広く国内外で需要を掘り起こしていく意向を示している。

UH-Xの原型となる、ベル412EPI改良型の模型

UH-Xの原型となる、ベル412EPI改良型の模型