KADDB、SOFEXで装軌式装甲車「アル・ダウザ」を発表

センチュリオン戦車を改造して開発された「アル・ダウザ」

センチュリオン戦車を改造して開発された「アル・ダウザ」

 

ヨルダンの国営工廠であるKADDBは、同国陸軍で余剰となったセンチュリオンを改造した重APC(装甲兵員輸送車)アル・ダウザ(Al-Dawsar:アラブ語でライオン)をSOFEXの会場で発表した。

アル・ダウザは戦闘重量40t、パワープラントはAVDS1790 12気筒750馬力ディーゼルエンジン、トランスミッションはアリソンのオートマチック式、サスペンションはハイドロニューマティック式にそれぞれ変更されており、センチュリオンに比べて路外踏破性能が向上している。

防御力は車体前部、側面、上部には増加装甲が装着されたことで、NATO規格STANAG4569のレベル5を獲得している。まら車体底部にもV字型の増加装甲が装着され、乗員席にフローティングシートを採用したことで、耐地雷・IED防御力も向上している。

乗員は2名+下車歩兵7名、12.7mm機銃またはRWS(リモート・ウエポン・ステーション)、中口径機関砲の砲塔の搭載も可能とされている。価格は100万ドル程度と発表されており、重装甲のAPCの調達単価としては十分に国際競争力があるといえよう。