ATR、日本市場で70機程度の受注獲得に意欲

記者会見を行なうATRのカステルバジャックCEO

記者会見を行なうATRのカステルバジャックCEO

4月14日、ATRのパトリック・ド・カステルバジャックCEOが来日し、東京都内で記者会見を行なった。

ATRはエアバス・グループとイタリアのフィンメカニカが出資して設立した合弁企業で、同社のターボプロップ機ATR-42、ATR-72はリージョナル旅客機市場で37%(2010~2015年)、ターボプロップ旅客機市場で77%(同)のシェアを占めており、日本でも天草エアラインがATR-42-600の運航を開始しているほか、日本エアコミューターも同機を8機発注している。

カステルバジャックCEOは既存のターボプロップ機の更新、リージョナル・ジェット機からの代替、観光需要の増大による新規路線の開拓などにより、2025年までに日本市場で90席以下の小型旅客機の受注が100機程度あると見積もっており、このうち70%のシェアを獲得すべく、日本市場でのセールスを強化すると共に、鹿児島へのスペアパーツセンターの設立やエンジニアの増員といった、機数の増加に伴うアフターサービス体制を強化していく意向も示している。

天草エアラインが運航しているATR42-600(写真:ATR)

天草エアラインが運航しているATR42-600(写真:ATR)