エアバス、空自新空中給油/輸送機への提案を見送り

エアバスが空自への提案を計画していたA330MRTT(写真:Airbus Defence  And Space)

エアバスが空自への提案を計画していたA330MRTT(写真:Airbus Defence And Space)

9月8がエアバスグループで防衛部門を担当するエアバス・ディフェンス・アンド・スペース(エアバスD&S)は9月8日(火)、航空自衛隊の次期空中給油/輸送機に、同社の空中給油/輸送機A330MRTTの提案を行なわないと報じた。当サイトも取材により、その報道が事実である事を確認している。

エアバスD&Sは提案を行わない理由として、防衛省の発出したRFP(提案要求書)は、アメリカのFMS(対外有償軍事援助)を使用して導入できることが出来るため、価格面での公正な競争が難しいと判断したと述べている。なお同社は日本の調達プロセスを尊重し、今後防衛省が導入する装備品の選定に、引き続き参加していく意向も示している。

なおエアバスD&Sの提案見送りにより航空自衛隊の新空中給油/輸送機には、現在航空自衛隊が運用しているKC-767と同様、ボーイング767旅客機をベースにした、アメリカ空軍の新空中給油機KC-46A、またはそれに準じた機体の採用が確実視されている。