エアバスヘリのフォーリCEO、陸自UH-Xの選定結果に疑問を表明

来日したエアバス・ヘリコプターズのギヨム・フォーリCEO

来日したエアバス・ヘリコプターズのギヨム・フォーリCEO

 

9月7日、エアバス・ヘリコプターズのギヨム・フォーリ代表取締役社長(CEO)が来日し、メディアに対なった。

のフォーリCEOのブリーフィングは、7月に防衛省から機種選定の結果が発表された、陸上自衛隊の新多用途ヘリコプター(UH-X)に関するもので、まずフォーリCEOは防衛省がUH-Xに富士重工業とベルヘリコプターが共同提案した、ベル412EPIの改良型を選定したことに驚きを驚きを隠せないとした上で、さらに

「防衛省が国内メーカーと海外メーカーが民間機を開発し、それをベースにUH-Xを開発するという手法を選択したことは、開発費の低減だけでなく日本の航空産業基盤の維持発展という目的があったからであり、それ故に我々は発売から30年間で1,400機以上のセールスが見込める新型機「X9」を提案し、それが最適な提案だと現在も自負している。
原型機が60年以上前に開発され、今後大きなセールスが望めず、また発展性にも乏しいベル412EPIがUH-Xの原型機として選択されたことは疑問であり、防衛省・自衛隊、さらには日本の航空産業にとって適切ではない選択だと考えている」
と述べている。

なお一部のメディアはエアバス・ヘリコプターズが防衛省を提訴する可能性があると報じているが、フォーリCEOは現時点では何も決定しておらず、共同提案を行なった川崎重工業と共に、選定プロセスなどに対する説明を防衛省に求めるため、必要な措置を講じるとコメントしている。