ロシア、中国と大型ヘリの共同開発で合意

世界最大の実用ヘリコプターMi-26。同機をはじめロシアンヘリコプターは大型機の開発経験に富んでいる(写真:RUSSIAN HELICOPTERS)

世界最大の実用ヘリコプターMi-26。同機をはじめロシアンヘリコプターは大型機の開発経験に富んでいる(写真:RUSSIAN HELICOPTERS)

ロシアの国営企業、ロステック傘下のロシアンヘリコプターと中国のAVIC(Aviation Industry Corporation of China)は。ロシア・中国両政府の合意を受け、5月8日に先進大型ヘリコプター、AHL(dvanced Heavy Lift)の共同開発に合意した。

AHLは最大離陸重量38tで、10tの人員または貨物のキャビンへの搭載、15tの貨物の懸吊を可能とする。想定されている用途は輸送、メディバック、消防などで、AHLは空気の薄い高山や高温などの環境においても運用することを前提に開発される。

AHLは世界最大のヘリコプターである、ロシアンヘリコプターのMi-26(最大離陸重量56t、ペイロード20t)よりも小さいが、ボーイング社のCH-47F(最大離陸重量22.68t、ペイロード10.8t)の約2倍の機体規模であり、ペイロードもCH-47Fに匹敵するという。

仕様の詳細などは今後両社によって協議され、今年中に合意される予定となっている。ロシアンヘリコプターのアナリストは、2040年までに中国で200機以上の大型ヘリコプターの需要があると見込んでいる。