オーストラリア、日本に潜水艦調達選定手続きへの参加を正式要請

コリンズ級後継艦の候補として有力視されている海上自衛隊のそうりゅう型潜水艦(写真:海上自衛隊)

コリンズ級後継艦の候補として有力視されている海上自衛隊のそうりゅう型潜水艦(写真:海上自衛隊)

防衛省は5月6日、中谷元防衛大臣とオーストラリアのアンドリューズ国防大臣が電話会談を行なったと発表した。

この電話会談でアンドリューズ国防相は、日本の持つ通常動力潜水艦に関する設計・製造・運用の実績を踏まえた上で、同国海軍のコリンズ級潜水艦を後継する、通常動力攻撃型潜水艦を日本と共同設計・建造することが可能であるかを検討するため、コリンズ級後継艦の選定に向けた手続きに、日本が参加するよう中谷防衛相に求めた。

これを受けて中谷防衛相は、関係各省庁と検討していくとアンドリューズ国防相に返答している。

コリンズ級潜水艦の後継艦はオーストラリアとの共同設計・建造により進められる計画で、ベースとなる潜水艦の候補には、日本のそうりゅう型のほか、ドイツの216型、フランスのバラキューダ型などが取り沙汰されている。

オーストラリアコリンズ級潜水艦にアメリカ製の戦闘システムの搭載を求めており、3月にオーストラリアで開催された、コリンズ級後継艦のあり方を協議する会議で、出席したアメリカ海軍の高官が、アメリカ製戦闘システムとの統合においては、そうりゅう型をベース最も適しているとの意見を述べたとの報道もある。