アグスタウェストランド、AW609の能力向上計画を発表

2017年の型式証明取得に向けて順調なテストが進むAW609(写真:AgustaWestland)

2017年の型式証明取得に向けて順調なテストが進むAW609(写真:AgustaWestland)

アグスタウェストランドはフロリダ州オーランドで開催された「ヘリエキスポ2015」の会場で、同社が開発を進めているティルトローター機AW609の能力向上計画を発表した。

能力向上計画にはAW609の任務の幅を広げるために行なわれるもので、水平尾翼下に増槽を装着して最大航続距離を2,038kmまで延伸することや、SAR(捜索救難任務)およびEMS(航空医療搬送)のためのキャビンドアの拡大、ロックウェル・コリンズ社製の「プロライン・フュージョン」フライトデッキのコクピットへの導入などが盛り込まれている。

なおアグスタウェストランドはヘリエキスポ2015の会場で、AW609の最終組立ラインをイタリアのヴェルジャーテのほか、アメリカのフィラデルフィアにも設置することと、イギリスの大手ヘリコプター運航会社のブリストゥと、AW609の開発協力協定の締結で合意したことも明らかにしている。