ウクライナ、IDEX2015に新型軽装甲車などを展示

IDEX2015にウクライナが出展した軽装甲車「Dozor-B」

IDEX2015にウクライナが出展した軽装甲車「Dozor-B」

 

ウクライナの国営兵器公社であるウクロボロンプロムはIDEX2015の会場で、新型の4×4軽装甲車「Dozor-B」を発表した。

Dozor-Bは戦闘重量8.45トンで、装甲は30mの距離から発射された7.62mm弾の直撃に耐え、また50mの距離で炸裂した150mm砲弾の破片から乗員を防護できる。

パワープラントはドイツのBF4M1013FCディーゼル・エンジン(190馬力)で、トランスミッションはアリソンのオートマチック式のLCT1000、懸架装置は独立式のウイッシュボーンとトーションバーの組み合わせをそれぞれ採用しており、路上最大速度は120km/hに達する。

乗員は車長と操縦手、銃手のほか6名の下車歩兵が搭乗可能で、エアコンやキャビン内からの射撃時に排煙を排出するためのベンチレーション、タイヤ圧調整装置、衛星ナビゲーションシステムなどが搭載されている。

武装は12.7mm機銃のMGU-12.7を1門搭載したRWS(リモート・ウエポン・ステーション)で、赤外線画像装置、レーザー測距儀、ビデオカメラが統合されている。装弾数は150発で、機銃の仰俯角は-5~+60度とされている。

また同社はIDEXの会場で、GSh-23L23mm連装機関砲を搭載したRWSの「VIY」の展示も行なっている。

VIYはT-64戦車の車長用システムをベースに開発されたもので、機関砲の仰俯角は-5~+60度、火器管制装置は赤外線映像化装置、自動目標追尾装置などが統合されたOTS-20.01を搭載している。

「Doxor-B」に搭載された「VIY」

「Doxor-B」に搭載された「VIY」