KMW+ネクスター・システムズ、「ルクレールLXR」をユーロサトリに出展

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KMW+ネクスター・システムズはユーロサトリに、ルクレールの最新仕様「ルクレールLXR」を出展した。

ルクレールXLRはフランスとドイツが共同で開発を進めている新型戦闘車輌「MGCS」(Main Ground Combat System/陸上主力戦闘システム)の就役まで、フランス陸軍の機甲戦闘能力の低下を避けるためのギャップフィラーと位置づけられており、DGA(フランス装備総局)は2015年にネクスター・システムズと改修契約を締結している。

主砲やエンジンなどは原型から変更されていないが、車体両側面に増加装甲、エンジンルームに携帯対戦車兵器防御用の格子型スクリーンをそれぞれ追加。車体前面に装着する爆発反応装甲も改良されている。

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車体側面に追加された増加装甲

砲塔上の7.62mm機銃がリモート・ウェポン・ステーションに変更されているほか、IED(即席爆発物)妨害装置「BARAGE」が追加装備され、レーザー警報システムと「Galix」戦闘車輌防護システムも改良されるなど、生存性の向上に重きが置かれている。

ルクレールLXRへの改修はフランス陸軍の装甲車輌更新計画「スコーピオン」の一環として行われており、ルクレールLXRと同計画で導入される装輪装甲車には、フランスのアトスが開発した戦闘情報システム「スコーピオン」と、システムに最適化されたタレス製の無線機が搭載される。

スコーピオン計画ではフランス陸軍が現在保有している約400輌のルクレールの半数にあたる200輌がルクレールLXRに改修される予定となっており、2024年までに50輌、2028年までに150輌が、フランス陸軍に引き渡される。