IFTS、ドイツ空軍パイロットにフェーズⅣ訓練修了証書を授与

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修了証書を授与された2名のドイツ空軍パイロット(写真:Leonardo)

レオナルドは5月18日、同社とCAE,イタリア空軍が共同で運営する「IFTS」(International Flight Training School)がドイツ空軍から派遣されたパイロット2名に対し、フェーズⅣ(上級/LIFT訓練)の修了証書を授与したと発表した。

フェーズⅣ訓練を受ける外国空軍パイロットへの修了証書の授与は、今回が初となる。

イタリア空軍第61航空団の本拠地であるレッチェ・ガラティーナ基地で9ヵ月間に渡って行なわれた訓練では、専用の訓練エリアで射撃訓練も行なわれている。

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フェーズ4訓練で使用されるT-346A練習機(写真:AERONAUTICA MILITARE)

イタリア空軍とレオナルド、CAEの戦略的パートナーシップにより開設されたIFTSは、イタリア空軍と海外の顧客に高度かつ包括的な軍用機の教育訓練を提供することを目的に開設されている。

訓練にはイタリア空軍のフェーズⅣシラバスに基づいてレオナルドが開発したM-346(T-346A)練習機 22機と、レオナルドとCAEが共同開発したM-346のフルフライトシミュレータを含む地上訓練システムが使用されており、全教育訓練時間の50%をフルフライトシミュレーターで行っている点が特徴となっている。

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イタリア空軍が使用しているM-346のフルフライトシミュレーター(写真:Leonardo)

IFTSにはイタリア空軍、ドイツ空軍のほかアルゼンチン、サウジアラビア、オーストリア、ギリシャ、カタール、シンガポール、アメリカの各空軍と航空自衛隊からパイロットが派遣されて訓練を受けており、航空自衛隊のパイロットは2022年1月から訓練カリキュラムの受講を開始している。