エンブラエル、ブラジル海軍へAF-1能力向上型を完納

(写真:Embraer)

エンブラエルは4月20日、ガビアン・ペイショットの同社施設で、ブラジル海軍へのAF-1戦闘機(A-4スカイホーク)能力向上型の完納式典を完了した。

AF-1はブラジル海軍が空母「サン・パウロ」の艦載機としてクウェートからA-4KU 20機を導入して再就役させたもので、同海軍は2018年の「サン・パウロの退役後も運用を継続している。
エンブラエルによって能力向上改修が実施されたAF-1の単座型5機にはAF-1B、複座型2機にはAF-1Cという新たな名称が与えられている。

(写真:Embraer)

AF-1B/Cには多機能レーダーへの換装、航法装置や通信装置の更新などの能力向上改修に加えて機体の寿命延長も実施されており、ブラジル海軍は将来の空母の再導入も見込んで、AF-1B/Cの長期運用を構想している。

エンブラエルは能力向上プログラムの一環として、再現度の高い新型フライトシミュレーターと、パイロットの訓練や熟練度確認に使用されるブリーフィングおよびデブリーフィング・ステーションも開発しており、これにより訓練コストの低減も図られている。