MDヘリコプターズ、連邦破産法第11条の申請と債権者団体への資産売却を発表

(画像:MD Helicopters)

MDヘリコプターズは3月30日、バーデン・ヒル、MBIAインシュアランス・コーポレーションを中心とする債権者コンソーシアムを中心とする債権者コンソーシアムとの間で、資産売買契約を締結。売却プロセスを円滑に進めるため、米国破産法第11条に基づく会社更生手続きの開始の任意申し立てを行ったと発表した。

MDヘリコプターズはアメリカ国内で起こされたアメリカ陸軍への不正請求と外国へのヘリコプター売却をめぐって不正があったとの内部告発による訴訟と、オランダで起こされたサプライチェーンの混乱に伴う訴訟の敗訴により、2021年秋から経営危機がささやかれていた。

MDヘリコプターの主力商品であるMD500(写真:MD Helicopters)

MDヘリコプターズは資産の売却を通じて業務の継続を想定しており、債権者コンソーシアムはMDヘリコプターズのほぼすべての資産を取得し、新たな資金を提供することで同社の財務基盤の強化とヘリコプターの製造、サービスの継続を支援する。

MDヘリコプターズのアラン・カー取締役会長「昨年来、弊社は製造事業と保守サービスを将来にわたって継続的に支援し、資本構造のデレバレッジを図るために、新しい所有権による売却の可能性を探ってきました。私たちは可能な選択肢を徹底的に検討した結果、この取引と裁判所の監督下にあるプロセスが、私たちの目的の達成に役立ち、弊社とすべてのステークホルダーにとって最善の道を切り開くことができると確信しています。私たちはお客様の高い期待に応えるためにこれまでと同様に尽力します。この重要な一歩を踏み出すにあたっての従業員の努力に感謝します。」と述べている。