ベル、米陸軍のAEW2022で輸送用UAS「APT70」のデモを実施

(写真:Bell)

ベル・テキストロンは3月21日から24日までジョージア州フォートベニングで行なわれたアメリカ陸軍の「AEW(Arctic Worrior Experiment)2022」実験で、同社が開発を進めている輸送用UAS(無人航空機システム)「APT70」(Autonomous Pod Transport)のデモンストレーションを実施した。

今回のデモンストレーションでAPT70は、約35ポンド(約15.87kg)の2つの貨物を、離陸地点から11マイル(約17.7km)以上離れた場所の上空まで輸送し、同時に2つの貨物を投下している。

APT70は全高約1.8m、全幅約2.7mのeVTOL(垂直電動垂直離)機で、離陸後は機体の姿勢を90度傾けて、ローターを真横にした状態でも飛行できる。

貨物の最大積載量は70ポンド(約32kg)で、地上速度、地上高、距離を考慮しながら、ターゲットにヒットするリリースポイントを計算する自律システムにより、効率的な物資の投下が行なえる。

APT70は軍事施設やアリゾナ州ユマの砂漠地帯で420回以上の飛行を行なっており、ベルは世界中の企業や軍隊などにAPTを供給し、その能力を強化する準備が整っていると述べている。