三菱重工マリタイムシステムズ、護衛艦「くまの」の引渡式を実施

(写真:三菱重工業)

三菱重工グループの三菱重工マリタイムシステムズは3月22日、防衛省・海上自衛隊向け護衛艦「くまの」の引渡式を玉野本社工場で実施した。

三菱重工マリタイムシステムズは、三井E&S造船株式会社の艦艇・官公庁船事業を承継する新事業会社として2021年10月1日に発足しており、同社が護衛艦の引渡しを行うのはこれが初となる。

式典には、鬼木誠防衛副大臣、山村浩海上幕僚長、鈴木敦夫防衛装備庁長官をはじめとする防衛省関係者が多数列席。また三菱重工グループからも三菱重工業の阿部直彦常務執行役員防衛・宇宙セグメント長、三菱重工マリタイムシステムズの調枝和則社長らが出席している。

「くまの」は平成30(2018)年度に防衛省から発注された、海上自衛隊の3,900t護衛艦「もがみ」型の2番艦で、艦名は近畿地方を流れる一級河川「熊野川」に由来している。
もがみ型は従来の護衛艦と比べて船体がコンパクト化ており、また対レーダーステルス性能も従来型護衛艦に比べて向上している。また最新の機雷掃討システムの搭載により、対機雷戦を行なえる事も、特徴のひとつとなっている。