豪政府、「ロイヤル・ウイングマン」の制式名をMQ-28A「ゴーストバット」に決定

(写真:Boeing)

オーストラリアのピーター・ダットン国防省は3月21日、アンバーリー空軍基地で行なわれた式典で、同国政府と同国空軍、ボーイング・オーストラリアおよび産業チームと共同で開発を進めている、有人航空機と協働するUAS「ロイヤル・ウイングマン」の制式名称がMQ-28A、愛称が「ゴーストバット」にそれぞれ決定したと発表した。

愛称の「ゴーストバット」は、オーストラリア北部に生息するコウモリに由来しており、エアパワー・チーミングシステム・オーストラリア&インターナショナルでディレクターを務めるグレン・ファーガソン氏は「ゴースト・バットは群れをなして探知や狩りをすることで知られるゴーストバットは、MQ-28Aの特徴である情報収集・監視・偵察能力を反映しており、MQ-28Aの持つ先駆的な能力にふさわしいものです」と述べている。

ボーイングでオーストラリア・ニュージーランド・南太平洋地域社長を務めるブレンダン・ネルソン博士は「オーストラリア連邦およびオーストラリア国防軍(ADF)との永続的なパートナーシップは、MQ-28Aの複合技術および能力の開発を成功させるための基盤であり、オーストラリアにとって世界的な輸出の可能性を秘めています」と述べている。

MQ-28A「ゴーストバット」という制式な名称と愛称の制定に伴い、これまで使用されてきた「ロイヤル・ウイングマン」という名称は段階的に廃止されるが、ボーイングは世界の顧客に対する名称として、「ATS」(Airpower Teaming System)という名称を、引き続き使用していくとしている。