SPY-7(V)1レーダー、火器管制ループの実証試験に成功

(画像:Lockheed Martin)

ロッキード マーティンは1月28日、AN/SPY-7(v)1レーダーをイージスウェポンシステム(AWS)に統合し、弾道ミサイルの脅威を検知・追尾・識別し、迎撃するために必要な処理を実行する試験に成功したと発表した。

試験はアメリカミサイル防衛局(MDA)とアメリカ海軍イージス艦の技術部門の立ち合いのもとで行われており、ロッキード・マーティンは弾道ミサイル防衛の火器管制ループの完全な実証に成功したことは、SPY-7を搭載したイージス戦闘システムの開発において極めて重要なマイルストーンであると述べている。

ロッキード マーティンは日本のイージスシステム搭載艦(ASEV)プログラム用のSPY-7レーダーの統合・試験を実施するため、ニュージャージー州モアズタウンにあるプロダクション・テスト・センターの施設の改修を進めている。

このテストセンターでは他の大規模レーダープログラムと同様、日本への出荷前に最終製品のハードウェアおよびソフトウェアの性能を検証するとともに、ASEVのプラットフォームへの機器設置を効率化するため早期に学習情報を提供し、システム配備に先立って機器の維持整備や訓練を支援するために使用される。

ロッキード マーティン担当副社長兼海軍戦闘・ミサイル防衛システムジェネラルマネージャーの ジョー・デピエトロ氏は今回の試験について「SPY-7レーダーは、先日アラスカ州クリアで初期運用を開始した長距離識別レーダー(LRDR)の実績ある製造技術を活用し、海上・陸上いずれのプラットフォームにも優れた能力をもたらします。新たな脅威が出現しても、イージス艦と統合されたSPY-7が日本の国土と国民を守るでしょう」