「ジェームズ・ウェッブ」宇宙望遠鏡がラグランジェポイントL2に到達

(画像:NASA GSFC/CIL/Adriana Manrique Gutierrez)

ノースロップ・グラマンは1月24日、同社とNASA(アメリカ航空宇宙局)の主導により開発・製造された「ジェームズ・ウェッブ」宇宙望遠鏡が、ラグランジュ・ポイントL2に到達したと発表した。

ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は宇宙の太古の星と銀河からの最初の光を探知することを目的に開発された赤外線望遠鏡で、光学器、検知器、熱制御システムなどに新技術が盛り込まれている。

ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は2021年12 月 25 日に仏領ギアナに所在する欧州宇宙機関(ESA)の宇宙センターから「アリアン5」ロケットに搭載されて打ち上げられており、その後宇宙空間では初となる一連の複雑な動作とマニューバーにより主鏡とサンシールドを無事に展開し、ラグランジュ・ポイントL2へと到達した。

今後は数週間から数か月をかけて光学装置を正確に調節するための微調整作業を行う予定で、NASAは2022年夏には最初のデータを送信する準備が整うとの見通しを示している。

ノースロップ ・グラマンのバイス・プレジデント兼ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡のプログラム・マネージャーであるスコット・ウィロビー氏は「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は宇宙に関するさまざまな大きな謎を解き明かしていくことでしょう。この宇宙望遠鏡は、企業と政府との協力がどのような素晴らしいことをなしうるのかを示す証左でもあります」との声明を発表している。