レオナルド、ユーロファイター用「ECRS Mk.1」レーダーの広帯域機能の開発と構成部品を受注

(写真:Leonardo)

レオナルドは1月14日、ドイツ、スペイン両空軍のユーロファイター・タイフーンに搭載されるECRSMk.1 (European Common Radar System Mk1) E-scan(AESA)レーダーの開発を主導するHENSOLDTとの間で、同レーダーに関する2億6,000万ユーロを超える契約を締結したと発表した。

レオナルドはクウェート、カタール両空軍のタイフーンに搭載されるAESAレーダーのECRS Mk.0の設計を担当し、BAEシステムズと共にイギリスが主導して開発を進めているECRS Mk.2の多機能レーダー・アレイの設計も主導している。

今回HENSOLDTとの間で締結された契約は、ECRS Mk.1の新しい広帯域機能の開発作業とレーダーアンテナ、APSC(Antenna Power Supply & Control)、プロセッサの中核部品を納入するもので、ECRS Mk1レーダーは、デジタルマルチチャンネル受信機と新しい広帯域送信受信モジュールの導入などにより、ECRS Mk.0よりも能力が強化される。

ECRS Mk.1の製造は2025年から開始される予定で、ドイツ、スペイン両空軍のユーロファイターへの同レーダーへの搭載作業は、エアバス・ディフェンス・アンド・スペースが担当する予定となっている。