仏海軍の新フリゲート「アミラル・ロナーク」のキールを据え付け

(写真:Naval Group)

12月16日、ナバルグループのロリアン造船所で、フランス装備総局(DGA)から受注した同国海軍向け新型フリゲートFDI(Les Frigates Defense et Intervention)の1番艦「アミラル・ロナーク」のキールの据え付けが行われた。

FDIは全長122m、全幅18m、排水量4,500t級の汎用フリゲートで、乗員125名用のほか28名の居住スペースも設けられる。

FDIはフランス海軍初のデジタル制御艦で、サイバー攻撃に備えて2つのデータセンターをベースとする冗長分散型ITアーキテクチャーを採用している。またデジタルエンジニアリングの活用により、紙の図面を使用せずに設計された点も、特徴の一つとなっている。

レーダーはタレスが開発が開発を進めている「シーファイア」の装備が決定しており、4枚のレーダー・アレイは統合マスト「PSIM」(Panoramic Sensors and Intelligence Module )の四方に配置される。兵装は76mm単装砲、エグゾセMM40 B3C対艦/対地ミサイルとアスター15/30対空ミサイル、MU90魚雷の搭載が予定されており、NH90クラスのヘリコプターの運用能力も備える。

フランス海軍はFDI5隻の整備を計画しており、「アミラル・ロナーク」は2024年の引き渡しが予定されている。また、ギリシャとの間で3隻(オプション1隻)の輸出に向けた話し合いが進められている。

「FDI」のイメージ画像(画像:Naval Group)