Inmarsat-6衛星の初号機が種子島宇宙センターに到着

(写真:(C)Airbus.PIGEYRE)

エアバスは11月26日、同社が製造した次世代通信衛星「Inmarsat-6」の初号機(I-6 F1)がトゥールーズのエアバス施設から種子島に輸送され、打上げ準備が完了したと発表した。
Inmarsat-6 は信頼性の高いエアバスの「Eurostar E3000」をベースに開発されており、電気推進システムの採用により打ち上げ時重量を5.5tに軽減している。

出力は21 kw、設計寿命は 15 年以上で、直径9mの大口径 L バンドアンテナと 9 基の Ka バンドマルチビームアンテナにより、高い柔軟性と通信性能を兼ね備えている。

次世代のモジュール化されたデジタルプロセッサによって、L バンドでは、最大 8000 チャンネルへの柔軟な接続と、200 以上のスポットビームへのダイナミックな電力配分が可能とされている。Ka バンドのスポットビームは地球全体に指向しており、チャンネルとビームの柔軟に割り当てることができる。

Inmarsat‐6の初号機は12月26日に、三菱重工業のH-ⅡAロケットの45号機で、種子島宇宙センターからの打ち上げが予定されている。

H-ⅡAロケット45号機のコア胴体(写真:三菱重工業)