クロアチアとフランス、ダッソー・ラファールの売買契約に調印

(写真:Dassult Aviation)

フランスのフロレンス・パルリ軍事大臣とダッソー・アビエーションのエリック・トラピエ会長兼CEO、クロアチアのマリオ・バノジッチ国防相は11月25日、フランスのエマニュエル・マクロン大統領、クロアチアのアンドレイ・プレンコヴィッチ首相の臨席の下、ザグレブでダッソー・ラファールのクロアチアへの売却と後方支援契約の調印式を実施した。

クロアチア政府は2021年5月28日に同国空軍のMiG-21を後継する多目的戦闘機(MRFA)の国際入札を行ない、フランス政府が提案していたダッソー・ラファールをMRFAに選定していた。

写真:Dassult Aviation)

フランス政府は同国航空宇宙軍が運用しているラファールF3R仕様機の単座型10機と複座型2機、シミュレーターや訓練、支援などの業務を提案していた。

12機のラファールF3Rは2025年までに全機が引き渡される予定で、クロアチア政府は2022年から2025年までの4年間の分割払いで代金を支払うことが明らかにされており、今回調印された後方支援契約は、追加スペアパーツを含むすべてのサポートリソースを3年間にわたってカバーする兵站支援が含まれている。

ダッソー・アビエーションのエリック・トラピエ会長兼CEOは調印式後に「ダッソー・アビエーションとそのパートナーを代表して、ヨーロッパの国であるクロアチアと信頼関係を築くことができ、ラファールの新たな1ページを書くことができたことを嬉しく思います。ラファールはクロアチア空軍を完全に満足させるとともに、クロアチアの国家主権の行使に積極的に貢献するものと確信しています」との声明を発表している。