レイセオン、米陸軍との提携試験で同社のUAS迎撃システムの能力を実証

(写真:Raytheon Missiles&Defense)

レイセオン・ミサイルズ&ディフェンスは10月11日、アメリカ陸軍と提携して行われた試験で、同社のUAS(無人航空機)迎撃システムの能力実証に成功したと発表した。

アメリカ陸軍将来コマンドと提携して行われた10日間の試験では、KuRFS精密照準レーダーとKu-720モバイルセンシングレーダー、UASを使用する迎撃システム「コヨーテ」が使用され、大きさと範囲が異なるすべてのドローン群を検知して撃破することに成功した。

今回の試験で使用されたKu-720レーダーは、すでにアメリカ陸軍に配備され、能力が実証されているKuRFSをベースに、サイズと重量、コストの削減を図ったもので、レイセオン・ミサイル&ディフェンスは高い機動性を求められる作戦への使用を前提に設計したと述べている。

コヨーテ迎撃システムは自ら破壊対象となるドローンに体当たりして自爆する「ブロック2」と、ノンキネティック弾頭を使用する「ブロック3」の2つのタイプが使用され、ブロック2はアップグレードされたサブシステムの使用により、カテゴリー1~3のUASに対して、より迅速かつ高い確率での迎撃に成功。またブロック3は複数のカテゴリー1~3のUASに対する有効性を実証し、アメリカ陸軍は海外での運用試験を承認している。