UAE、サーブの早期警戒管制機「グローバルアイ」を2機追加発注

ドバイ・エアショーで展示されたグローバルアイ

UAE(アラブ首長国連邦)政府は11月19日、同国のドバイで開催されたドバイエアショーの会場で、サーブの早期警戒管制機「グローバルアイ」を2機追加発注する方針を明らかにした。

UAEは2015年に2機、2017年に1機のグローバルアイを発注しており、今回発表された2機の追加発注が実行に移されれば、UAE空軍は5機のグローバルアイを保有することになる。

グローバルアイは小型のリージョナル旅客機、または大型のビジネスジェット機に、ポッドに収容したバランス・ビーム方式のAESAレーダー「エリアイER」を搭載するもので、同レーダーはこれまでAESAレーダーの半導体の素子として用いられてきたガリウムヒ素よりも大きな出力が得られる、ガリウムナイトライド(窒化ガリウム)を半導体の素子として用いいており、また経空目標だけでなく、洋上・地上の捜索モードも備えた新設計のSバンドレーダーを採用している。
グローバルアイはオプションで洋上監視レーダーと光学/赤外線センサーELINT(電子情報)収集装置の装備が可能となっている。このためサーブはグローバルアイを単なる早期警戒(管制)機ではなく、「SRSS」(Swing-Roll Surveilance System/多用途監視システム)という名称で呼んでおり、ボンバルディアのビジネスジェット「グローバル6000」をベース機とするUAE空軍向けのグローバルアイには「G6000SRSS」という名称が与えられている。