TAI、新型多用途ヘリコプターをADEXで発表

TAIのブースに展示された新型多用途ヘリコプターの模型

トルコの航空機メーカーTAI(Turkish Aerospace Industries)はADEX2019に、同社が開発を進めている多用途ヘリコプターの模型を出展した。

同社のブースで発表されたスペックによれば、最大離陸重量は12t以下、胴体後部にランプドアを備え、引き込み式の降着装置を採用している。乗員はパイロット2名と機上整備員、銃手各1名で、完全武装の兵員12名を収容できる。使用するエンジンなどは明らかにされていないが、超過禁止速度は170kt/h、マイナス40度からプラス50度までの環境で運用できる。

コックピットはグラスコックピットを採用し、高度な航法装置を装備するほか、夜間運用能力と不時着時の衝撃に対する高い耐久性と高い機動性を与えるとTAIは発表している。

またTAIはADEXの会場で、2019年5月にイスタンブールで開催された防衛装備展示会「IDEF2019」で実大モックアップが展示された10tクラスの戦闘ヘリコプター「MHCH」と、レオナルド・ヘリコプターズのA129マングスタに改良を加えてライセンス生産した戦闘ヘリコプター「T129」の中間に位置する6t級の新戦闘ヘリコプター「T629」の開発構想も発表している。