スパキャットSC、DSEIに81mm迫撃砲搭載型ATVを出展

「HMT600」の自走迫撃砲型

イギリスの車輌メーカーのスパキャットSCとインテグレーターのSCISYS、ドイツのラインメタルはDSEIに、スパキャットSCのATV(汎地形対応車輌)「HMT600」の81mm自走迫撃砲型を出展した。

HMT600はイギリス陸軍に「コヨーテ」の愛称で採用された6×6の汎地形車輌で、戦闘重量は10.5t、ペイロードは3.9t。エンジンはカミンスのディーゼル・エンジン(180hp)を採用しており、路上最大速度は120km/h、航続距離は700km、登坂力は60%。モジュラー構造を採用しており、装甲キットや対地雷キットが装着できる。

HMT600の車体後部に搭載された「MWS81」迫撃砲

今回展示された自走迫撃砲型は、ラインメタルの車載型81mm迫撃砲「MWS81」をモジュラー式のパレットに搭載したもので、SCISYSはシステム統合を担当している。

MWS81はノルウェー陸軍のCV90を自走迫撃砲化するために開発されたもので、反動を軽減する油圧式のバッファーを備えている。重量は618kg(ベースブレードを含めると988kg)で、システムには火器管制装置が統合されている。

なおスパキャットSCはDSEIで、エクゼター大学の協力を得て開発した水陸両用ATV「ATMP」(All Terrain Mobility Vehicle)のハイブリッド技術実証車も発表している。

エクゼター大学の協力を得て開発された「ATMP」のハイブリッド技術実証車輌