レオナルド、新洋上監視機「DA-62MSA」をパリショーで発表

安価なコストをセールスポイントとする「DA-62MSA」

レオナルドは第53回パリエアショーで、新型の洋上監視機「DA-62MSA(Maritime Surveillance Aircraft)」を発表した。

DA-62MSAはオーストリアのダイアモンド・エアクラフト・インダストリーズとの共同開発機で、プラットフォームには同社が開発し、2019年4月の時点で120機が生産されている、AE330ディーゼル・エンジンを動力とする双発機のDA-62が使用されている。乗員は4名で最大離陸重量は2,300kg、連続して8時間以上の任務飛行が可能とされている。

センサーはレオナルド製の光学/赤外線センサーターレットと、移動目標表示機能や高解像度マッピング機能などを備えた合成開口レーダー「ガビアーノ ウルトラライトTS」を標準装備する。

センサーターレットとレーダーが収集した情報は、やはりレオナルド製で、イタリア空軍などにも採用されている「ATOS」(Airborne Tactical Observation and Surveillance/ 空中戦術観測監視)ミッションシステムによって統合され、オペレーターに提供される。またユーザーの要望に応じてESM(電子戦支援)システムやCOMINT(通信情報収集)システムの追加装備も可能とされている。

DA-62MSAは既存のターボプロップ機やビジネスジェットをプラットフォームに用いる同種の航空機より機体価格と運用コストが安く、レオナルドはアジア、アフリカ、南アメリカなどに一定の需要があると見ている。