サーブの新早期警戒機「グローバルアイ」の2号機が初飛行

初飛行した「グローバルアイ」の2号機(写真:SAAB)

1月3日、サーブが開発を進めている新早期警戒管制機「グローバルアイ」の2号機が、同社の航空部門の本拠地が置かれているリンシェーピンで初飛行を実施した。

午前11時にリンシェーピンを離陸したグローバルアイの2号機は2時間54分の飛行で各種データーの収集を実施しており、サーブのサーベイランス部門で上級副社長を務めるアンダース・カープ氏は、「2号機の初飛行はグローバルアイの実用化に向けた大きなステップである」と述べている。

グローバルアイは小型のリージョナル旅客機、または大型のビジネスジェット機に、ポッドに収容したバランス・ビーム方式のAESAレーダー「エリアイER」を搭載する早期警戒管制システムだが、エリアイERは洋上と地上の監視機能を備えており、またオプションで洋上監視レーダーと光学/赤外線センサーELINT(電子情報)収集装置の装備が可能となっている。

このためサーブはグローバルアイを単なる早期警戒(管制)機ではなく、「SRSS」(Swing-Roll Surveilance System/多用途監視システム)という名称で呼んでおり、2018年3月に初飛行した初号機と今回初飛行した2号機を含むUAE空軍向けの3機のグローバルアイは、ボンバルディアのグローバル6000をベースとしていることから、「G6000 SRSS」という呼称が与えられている。