パキスタン、トルコからT129戦闘ヘリコプターを導入

パキスタンが30機以上を導入するT129 ATAK

5月24日、パキスタンがトルコとの間で、トルコの航空機メーカーTAIとレオナルドが共同開発した戦闘ヘリコプター「T129 ATAK」を30機以上導入する契約を締結していたことが明らかにされた。

T129 ATAKはアグスタウエストランドが開発した戦闘ヘリコプターA129(現AW129)の輸出仕様型A129インターナショナル(現在はAW129)をベースとしており、メインローター・ブレード、テールローター、ミッション・コンピューター、ナビゲーションシステム、FLIR、兵装、ヘルメット・ターゲティングシステム、フレア、アビオニクスなどの開発・生産はアセルサンなどトルコ企業が担当している。

武装は20mmガトリングガンと12.7mm機銃ガンポッドのほか、シリット、UMTASなどトルコの兵器メーカーロケットサンが開発した国産空対地ミサイルの運用能力が付与されている。

T129 ATAKに搭載されるトルコ製対戦車ミサイル「UMTAS」

パキスタン陸軍は現在、32機のAH-1F対戦車ヘリコプターを運用しているが、高度8,000フィート以上の地域での運用が困難なことから、AH-1Fを後継する戦闘ヘリコプターの導入を進めていた。パキスタンは既にAH-1Z 12機の導入を決定しているが、30機程度は別の戦闘ヘリコプターを導入すべく、T129 ATAKと中国のWZ-10のトライアルを行っていた。