東京防衛航空宇宙時評

PW1200Gターボファンエンジン、FAAの型式証明を取得

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MRJの飛行試験1号機に搭載されたPW1200Gターボファンエンジン

三菱重工業と三菱航空機、プラット・アンド・ホイットニー(P&W)は6月1日、三菱航空機が開発を進めている次世代リージョナルジェット機「MRJ」(Mitsubishi Regional Jet)に搭載する、P&W 製のPurePower® Geared Turbofan™ PW1200G エンジンが、米国連邦航空局(FAA)の型式証明を取得したと発表した。

MRJ はPW1200G エンジンの性能を最大限に引き出すよう設計されており、現行のリージョナル機と比べて機体の運航コストを10~20%、最新の基準に対して排出ガスを50%低減し、同クラス機で最高の運航経済性と環境適合性をもたらす。

今回の型式証明の取得を受けて三菱航空機の水谷久和社長は、「型式証明取得という重要なマイルストーンを達成されたプラット・アンド・ホイットニー社の皆様に心よりお祝い申し上げます。密接なパートナーシップに基づくエンジンと機体設計の調和が今後の空の旅を変える次世代リージョナルジェット機の開発においては極めて重要だと考えています。この革新的なエンジンのローンチ・カスタマーであることを大変誇りに思います。今回のエンジン型式証明取得はMRJ 開発に新たな1 ページを刻む偉業であり、今後もパートナーの皆様との連携を強化し、次なるフェーズに向け開発を加速してまいります」とのステートメントを発表。

またプラット・アンド・ホイットニー社コマーシャル・エンジン担当プレジデントのクリス・カリオ氏は「PW1200G エンジンがFAA の型式証明を取得したのは、弊社と三菱航空機の両社にとって大きなマイルストーンです。三菱が自社で開発を進める新型機に確信を持ってPurePower エンジンの搭載を決定したこと受け、このエンジンプログラムは開始されました。今後もMRJ プロジェクトの成功に向けて両社で連携して取り組んでまいります」とのステートメントを発表している。

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