東京防衛航空宇宙時評

「国際航空宇宙展2018東京」、来年11月にビッグサイトで開催

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会見に出席した日本航空宇宙工業会の吉永泰之会長

日本航空宇宙工業会(SJAC)は5月29日、東京のホテルで総会を開催。それに先立って吉永泰之会長(株式会社SUBARU代表取締役社長)が会見を行なった。

吉永会長は会見で、平成28年度の航空宇宙産業の生産額は、民間航空機分野が新事業の端境期に入ったことから若干減少を余儀なくされたものの、宇宙分野の予測生産額を合わせると2兆円規模で推移していると総括した上で、ボーイングが開発を進めている777Xの生産参画、F-35のリージョナルデポの設置によるMROU事業、H-2Bロケットなどの事業を円滑に推進し、国内の航空宇宙産業の基盤維持・強化に努めていきたいと述べた。

さらに吉永会長は航空自衛隊のF-2後継機に関する記者からの質問に対して個人的な見解として、航空宇宙産業の基盤維持・強化には技術力が不可欠であり、国内開発、共同開発を問わず、日本の航空宇宙産業の関与度が高い事が望ましいとの見解を示している。

また6月に開催されるパリ航空ショーに、三菱航空機がMRJを出展する事に対しては、三菱重工と三菱航空機が新型機(MRJ)の開発に取り組んでいる事は、日本の産業全体にとって大きな意義があり、そのMRJがパリに出展される事を、楽しみにしていると述べた。

なお会見では、2018年11月28日~30日の3日間、東京ビッグサイトで「国際航空宇宙展2018東京」を開催する事も明らかにされた。
国際航空宇宙展は原則として4年に1度開催されるが、2020年は東京オリンピック・パラリンピックの開催により、会場の確保が困難であることから、SJACは2021年の開催を計画して、関係機関との調整に入っている。しかし前回(2016)年からの期間があきすぎることから、2018年に前回の半分程度の規模で、テーマを絞り、ビジネスに特化した形で行なう事となったと、SCACの山北和之専務理事は説明している。

会見場では「国際航空宇宙展2018東京」のポスターも展示された

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