東京防衛航空宇宙時評

サーブ、カールグスタフ無反動砲のメディアブリーフィングを開催

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ブリーフィングを行なったサーブのロルフ・ミハエル氏

スウェーデンの総合防衛・セキュリティ企業のサーブは5月25日、同社のベストセラー無反動砲「カールグスタフ」に関するメディアブリーフィングを、東京都内で開催した。

カールグスタフは1948年に登場以来、世界30ヵ国以上で採用されており、陸上自衛隊も1978年に89mmロケットランチャーの後継としてカールグスタフM2を84mm無反動砲として採用。2012年からは改良型のカールグスタフM3を、84mm無反動砲(B)として導入を進めている。

サーブは2015年に、チタン合金とカーボンファイバーを用いて、重量をM3の10kgから7kgへと軽減したM4を発表している。

ブリーフィングを行なったサーブのロルフ・ミハエル氏は、M4はM3に比べて約50%ほど価格が高いが、インターフェースケーブルによって既存の電子光学サイトなどとの接続が可能となっており、また使用する砲弾や風量などを入力して、より命中精度を高めるFCS(射撃統制装置)の開発も進められているため、従来のモデルに比べてより精密な攻撃が可能であることや、M4はM3までのモデルと異なり発射弾数のカウントが可能となっており、約1,000発に設定されている寿命をユーザーが管理できるといった長所を上げ、陸上自衛隊でも水陸機動団や特殊作戦群などでの需要があるのではないかとの見通しを示している。

カールグスタフの最新モデル「M4」。M3に比べて約3kg軽量化されている(写真:SAAB)

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