東京防衛航空宇宙時評

BMTグループ、MAST ASIAに高速揚陸艇の模型を出展

 

MAST ASIA 2015の会場に出展された「CAIMEN-90」の模型

MAST ASIA 2015の会場に出展された「CAIMEN-90」の模型

 

イギリスのBMTグループはMAST ASIA2015に、高速戦車揚陸艇、CAIMEN-90の模型を出展した。

CAIMEN-90は全長30m、満載排水量203t、ペイロードは最大90tで、第3世代の主力戦車であれば1輌、BAEシステムズのBvS10バイキングのような、全地形対応装甲車ならば4輌が搭載できる。艇の前後部にランプドアが設置されているため、車輌の乗降は容易となっている。
最大貨物積載時の最大速度は22kt/h、空荷時であれば40kt/hで、出力1,939kWのディーゼルエンジン3基で、3基のウォータージェットを使用して航行する。

BMTグループは、陸上自衛隊に新たに編成される水陸両用部隊「水陸機動団」などでの用途を見込んで、日本にCAIMEN-90を提案しており、日本企業による国内生産や、日本の運用構想に合わせて、サイズや搭載するエンジンなどの仕様変更も可能であるとしている。

CAIMENシリーズにはこのほか、アメリカ陸軍に提案されている、CAIMEN-90より全長がやや短く、強襲揚陸艦内のウェルデッキに収納可能なCAIMEN-80、ペイロード200tで、主力戦車3輌を搭載できるCAIMEN-200もラインナップされている。

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